ここをCHECK!司法書士試験 午前の部対策
DAI-X NEWS vol.142 2008年05月号 【直前対策】
司法書士本試験まで残り2ヶ月となりました。今月号より2回連載で、司法書士試験の直前対策を掲載します。一回目の今回は「午前の部」対策。科目ごとに特に重要な学習ポイントをあげましたので、総まとめとして有効に活用ください。
昨年の本試験は、午前の部・午後の部の択一式試験の足切りラインがともに8割(28問)であった。記述式の足切りこそ6割弱だが、最終的合格点は211.5点とやはり8割である。これは資格試験としてはかなり高いレベルにある。その原因の1つとして、基本的な条文・判例知識を問う問題の割合が増加していることがあげられる。午前の部は記述式がない分だけ時間を使えるが、その分全体的に問題文の分量が多いのが特徴的である。とにかく的確に、かつ、すばやく問題を把握することが必要不可欠である。ある程度レベルの高い問題演習を繰り返すことで、その力を養うことができるであろう。
各科目の学習方法として、まず憲法については、学説・見解問題が主流である。学説が対立する基本的な論点をある程度まとめておくと、会場で戸惑わなくてすむ。また、人権に関する重要基本判例はみておこう。
民法については、判例・学説見解・条文問題が万遍なく出題され、なおかつ、問題形式も単純正誤から、対話形式・図表の穴埋めなど、バラエティに富んでいる。とにかく数多くの問題にあたり、また、学説・見解問題対策として、判例・通説のみならず有力説なども含めた各見解の根拠やその説をとった場合の帰結、各見解への批判などを整理しておこう。
刑法は、問題文は長いが、内容は判例に関する知識を問うものが多い。基本判例をしっかりおさえよう。また、学説・見解問題については、現場思考力が試される問題が多いので、冷静に対処する力を身に付けたい。
会社法については未だ、条文問題が主である。しかし、その内容は細かな部分にも触れるようになってきているため、条文を読み込むことが必要である。その際、何の事項についての条文なのかをしっかりと確認しながら学習するとよいであろう。商法については念のため確認しておくことをお勧めする。
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