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平成19年第2回 2級FP技能検定試験

DAI-X NEWS vol.136 2007年11月号 【試験講評】

9月9日(日)に実施された2級FP技能検定の試験講評をお届けします。どのような傾向が今回は見られたのか、どのような箇所から多く出題されたのか、今回の試験を振りかえるとともに、これからの受検を考えている方は、今回の試験内容を今後の学習の参考にしてください。

平成19年9月9日に実施された2級FP技能検定の出題傾向は、今までどおりで大きな変更はなく、基本的な重要事項を問う問題が主となった。試験対策としては、基礎知識を重点的におさえつつ、問題演習をこなしながら違う角度からの問題形式に対応できる力を身に付けていくことが合格のポイントとなる。学科試験の課目別、実技試験の傾向について気づいた点をあげておきたい。

<ライフプランニングと資金計画>
学科試験で可処分所得の計算問題が出題された。学科試験・実技試験問わず、計算問題への対応が必要である。また、前回同様、年金関連の問題が目立った。

<リスク管理>
基本知識や商品知識をきちんとおさえていれば、6割は正解できたのではないだろうか。米ドル建て生命保険に関する出題があったが、外貨建ての商品については、今後も注目していきたい。

<金融資産運用>
これまでどおり、オーソドックスな基本的重要事項を問う問題が中心だった。過去出題されたことのある類似問題が出題されており、学科試験で穴埋式の問題が出題された。出題の形式にとらわれず、落ち着いて対応できるようにすることが大切である。

<タックスプランニング>
これまでどおり、所得税を中心に基本的事項を問う問題が中心。個人事業税についても出題された。

<不動産運用>
不動産についてもこれまでどおり基本的事項を問う問題が中心となっている。法令等や税金関係が重要な項目となるので、ポイントを絞った学習で、着実に高得点を狙おう。

<相続・事業承継>
これまで同様、基本的な頻出事項からの出題がほとんど。相続・事業承継に関しても、やはり過去問と並行し、各分野の基本的重要事項をしっかりおさえていく学習が必要である。

■実技試験
これまでの出題傾向から予測できる問題や典型的な問題が多く出題されており、過去問や問題集などを多くこなし、実技試験の対策をしっかりとなされた人は、合格ラインを確保できたと思われる。
計算問題などは、あせらずに取り組むことが大切だ。時間が余ったら必ず確認のためにもう一度解いてみるなど、点を取るというより、点を落とさないという意識が大切。
基本に忠実に、取りくもう!

■ミニ情報・・・「金融証券取引法」について
平成19年9月より、金融商品取引法が施行された。
「証券取引法」「金融先物取引法」「投資顧問業法」「抵当証券業の規制等に関する法律」「外国証券業者に関する法律」の5つの法律が廃止され、さらに「信託業法」「商品ファンド法」「投信法」という3つの法律の一部を削除して、さまざまな金融商品を横断的・包括的に対象として、新たに制定された法律が金融商品取引法。金融商品の販売ルールなどを一元化して投資家を保護することを目的としている。
・「投資性の強い金融商品に対する横断的な投資家保護法制の構築」
・「開示制度の拡充」
・「取引所の自主規制機能の強化」
・「不公正取引等への厳正な対応」
を4つの柱としており、日本版SOX法の核となる法律として大いに注目されている。FPとしても知っておかなければならない法律。一度は目を通しておきたい。

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