平成19年度 中小企業診断士試験[1次試験]合格発表
DAI-X NEWS vol.135 2007年10月号 【合格発表】
本年度の中小企業診断士第1次試験の合格発表が行われました。科目合格制が導入されて2年目となる今年は、どのような傾向が見られたのか気になるところ。まず相手の動向を知ることが、試験を制するには欠かせません。
平成19年9月7日、本年度中小企業診断士第1次試験の合格発表が行われた。中小企業診断協会の発表によると、全国の受験者数は12,776名、合格者(7科目合格)2,418名で合格率は18.9 %という結果であった。前年度から科目合格制が採用されたことにより資格に対する人気は依然として高く、受験者数はほぼ前年同様となっている。合格率は前年に比べて3.4%低下しているが、中小企業を育成するために中小企業診断士が果たす役割は大きく、その絶対数を増加させようとする中小企業庁の方針から、第2次試験合格者を毎年1,000名輩出する政策には変更が無いものと思われる。なお、科目別合格の状況は、下記のとおりであった。
■前年度
【経済学・経済政策】
受験者:13,233、合格者:4,044、合格率:30.5%
【財務会計】
受験者:13,140、合格者4,149、合格率:31.5%
【企業経営理論】
受験者:13,246、合格者:5,789、合格率:43.7%
【運営管理】
受験者:13,049、合格者:5,736、合格率;43.9%
【経営法務】
受験者;12,942、合格者:4,963、合格率:38.3%
【経営情報システム】
受験者:12,494、合格者:7,672、合格率:61.4%
【中小企業経営・政策】
受験者:12,849、合格者:3,815、合格率:29.6%
■本年度
【経済学・経済政策】
受験者:12,575、合格者:3,746、合格率:29.7%
【財務会計】
受験者:12,455、合格者;3,247、合格率;26.0%
【企業経営理論】
受験者:11,607、合格者:3,582、合格率:30.8%
【運営管理】
受験者:11,270、合格者:5,323、合格率:47.2%
【経営法務】
受験者:11,834、合格者:5,018、合格率;42.3%
【経営情報システム】
受験者: 9,878、合格者:5,908、合格率:59.8%
【中小企業経営・政策】
受験者:12,519、合格者:3,530、合格率:28.1%
なお、上記の前年及び本年度科目別合格状況には7科目合格者も含まれており、その合格者の合格最低点は40点であることに留意いただきたい。
本年度も科目別合格率にはかなりバラつきがあるが、前年度と比較して企業経営理論は12.9%下がっているものの、他の科目は前年度とほぼ同様の合格率を維持しており、特に経営情報システムの合格率は59.8%と2年連続しての高合格率となっているところが特徴的である。前年度から採用された科目合格制の導入で、少なくともこれからの数年間は中小企業診断士を目指す方にとっては、受験し易く合格し易い時期を迎えているといえるだろう。
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