ここをCHECK!司法書士試験 午前の部対策
DAI-X NEWS vol.130 2007年05月号 【直前対策】
司法書士試験まで約2ヵ月となりました。そこで、今月号から2号連載で司法書士試験の直前対策を掲載します。1号目の今月は「午前の部」対策。科目ごとに特に重要な学習ポイントを挙げていますので、学習時間の有効活用にお役立てください。
近時の午前の部の傾向としてあげられることは、午後の部の択一式試験と比べ基準点のラインが高いことである。その原因の1つとして、基本的な条文・判例知識を問う問題の割合が増加したことがあげられる。このことは、これまで以上に基本的な事項に関する理解の重要性が増したことを意味している。
各科目の学習方法として、まず民法については、見解の対立点の理解について問われることが多いので、判例・通説のみならず有力説なども含めた各見解の根拠やその説をとった場合の帰結、各見解への批判などを整理しておくことが大切である。
次に、会社法については昨年度と異なり受験生は試験当日まで十分な学習準備をすることができるので、難易度が昨年より上がることも予想される。特に株式会社の機関構成、種類株式の内容と特質、合同会社については正確に理解しておこう。そして会社法の理解を誤ると午前の部択一のみならず、午後の部商登法書式まで大きな失点をもたらすことを肝に銘じよう。
刑法については、条文を理解するのはもちろんだが、異なる見解が前提となる問題が出題されているので、各学説の要点を整理しておこう。刑法は出題の個数が少ないので全く勉強をしない受験生もいるが前述したように基準点のラインが高いので得策ではないであろう。それに出題個数が少ない科目は総じて基本的な問題が多く、僅かな学習時間で得点に結びつくのである。
最後に、憲法についてであるが、人権に関しては、条文に関する知識とともに基本的な判例を、統治に関しては、条文に関する知識をそれぞれしっかりおさえておこう。
残り2カ月間は、前記のポイントを参考に、一つ一つをしっかり理解しながら、学習を進めてほしい。
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