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平成18年度 社会保険労務士試験 合格発表

DAI-X NEWS vol.125 2006年12月号 【合格発表】

平成18年度社労士試験の合格発表が行われました。試験に合格された皆さん、おめでとうございます!ここでは今年の試験を振りかえるとともに、来年の試験を目指す方にも有効な内容を盛り込みました。

今回の試験は、受験申込者数59,839人(前年61,251人)、受験者数46,016人(前年48,120人)、合格者数3,925人(前年4,286人)、合格率8.5%(前年8.9%)という結果となった。受験申込者数、受験者数および合格者数すべて2年連続の減少であり、合格者が4,000人を下回ったのは平成13年以来である。合格基準では、まず選択式試験は、総得点22点以上かつ各科目3点以上(労働基準法及び労働安全衛生法、労災保険法、雇用保険法、社会保険一般常識、厚生年金保険法は2点以上)、次に択一式試験は、総得点41点以上かつ各科目4点以上(労働基準法及び労働安全衛生法、労働及び社会保険一般常識は3点以上)である者とされた。総得点において、選択式、択一式ともにまれに見る低い基準であり、また、合格基準の緩和についても選択式が8科目中5科目で行われるなど、特徴的な合格基準となった。内容的に難度が突出して高い問題は多くなかったものの、選択式で労働基準法や社会保険の一般常識のように曖昧さの残る問題があり、受験生の解答が大きく割れてしまったことが合格基準の緩和につながったのではないかと考えられる。また、受験生にとっても、選択式を自信を持って答えられなかったという影響が、午後の択一式に影響してしまったのではないだろうか。今年の試験は、労働基準法などは相変わらず判例や通達などからの長文の問題で、読み解く作業に時間のかかるものが多かったが、全体をみると、労働経済は別として、一度も見た事がないという問題は、少なかったのではないだろうか。それでいて合格基準が下がっていることを考えると、正確な知識が要求される試験であったと考えられる。つまり、テキストの読み込みや、過去問題集などの反復学習を怠らなかった受験生にとっては、各科目の合格基準はもちろんのこと、総得点も十分突破できる内容ともいえる。逆に学習してきた知識を固め切れなかった受験生にとっては、引っかかりやすい問題が多かった試験であるともいえる。今後、医療保険や年金に関する法律が改正施行されてくるが、試験においても、それらの新しい仕組みについて正確な知識を要求する出題がなされると予想される。また、改正部分以外の規定も当然に正確に理解しなければならない。これに対応するためには、表面的な学習ではなく、1歩1歩基本テキストの学習と過去問題の演習を繰り返し行うことが重要になってくるであろう。

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