平成18年度 司法書士試験 合格発表
DAI-X NEWS vol.124 2006年11月号 【合格発表】
9/27(水)に、本年度の司法書士筆記試験の合格発表が行われました。合格された皆さん、本当におめでとうございます!ここでは、筆記試験の最終的な総括をしています。最新の試験傾向をチェック!
平成18年度司法書士試験の筆記試験合格者が発表された。司法書士試験の出願者数は、毎年増加傾向にあり、本年度の出願者数は、過去最高の出願者数であった昨年度に比して、817人増、増減率で2.6%増の31,878人となり、そのうち筆記試験の合格者は916人であった。都道府県別に見ると、東京都が200人以上の合格者で最多となっている。
筆記試験の不合格者のうち希望者に対しては、筆記試験合格発表日から随時、郵送による成績通知の発送がなされている。
口述試験は10月10日(火)に行われ、受験者には、筆記試験の出題科目に関する基本的な知識が問われた模様。なお、昨年度は筆記試験合格者884名に対し、最終合格者が883名となっている。
最終合格者の発表は、10月31日(火)に合格者の受験番号及び氏名が筆記試験の受験地を管轄する法務局または地方法務局に掲示される。また、法務省のホームページ(http://www.moj.go.jp/)においても受験番号が掲載される。
平成18年度司法書士試験の筆記試験の合格最低点は、262点中202.5点という結果であった。採点方法は、午前の部(81点)、午後の部の択一式試験(75点)ともに基準点を設定し、これをクリアした人について記述式を採点する方式。記述式試験についても基準点が設定され(31.5点)、これらすべてをクリアした人の中から総合点が202.5点以上の人を合格者としている。
このことからわかるように、合格には、苦手な科目を作らず、午前の部、午後の部の択一式試験、記述式試験とも、バランスよく75%〜80%程度の点をとることが必要である。そこで、次年度受験に向けた今後の学習方法をアドバイスしよう。
■択一式試験について
まず年内は、不安な科目については基本書などで知識の習得(インプット)に努め、引用条文を六法で確認することも大切である。年明けからは、答案練習、過去問練習などのアウトプットで、本試験を意識した実戦的な練習に取り組むとよいだろう。理解の進んでいる科目については早い段階から問題演習に取り組むのも効果的である。その中で、間違えたところや疑問に思ったところは、解説や基本書、六法などで、その都度確認し、きちんと理解しておくことが重要。これを繰り返し行うことで合格レベルの実力がつくはずだ。
■記述式試験について
記述式試験は、考えるよりも書いて慣れることが重要。平成18年度は、択一の合格基準点が昨年度よりも低かったにもかかわらず記述式は5点以上基準点が上がっている。基本的な問題を確実にこなす必要性がある。年内は、基本書式を繰り返し書いて知識を習得すべきだろう。そして年明けからは、本試験レベルの問題に慣れるために応用的な問題を解いていこう。毎日1題は解くことが望ましい。
□TOPICS 法改正部分の出題傾向は?
商法と商業登記法は新法による出題であったが、内容的には条文を中心とした基本的な知識を問う出題であった。しばらくはこの傾向が続くと思われるため、基本知識の習得に努めるためにも答案練習などの活用が効果的であると思われる。
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