日商簿記「直前学習アドバイス」
DAI-X NEWS vol.123 2006年10月号 【学習法】
11月検定に向けて、出題予想をもとに学習重点ポイントを挙げました。これから1ヵ月ちょっとの期間を大切に使うためにも、なにはともあれ以下のポイントは確実に押さえておくのが得策です!
■3級
第1問は仕訳問題、第2問は補助簿、第3問は試算表の作成、第4問は伝票、第5問は精算表や財務諸表の作成が予想される。最近は勘定記入をさせる問題、勘定記入を読み取らせる問題が増えているので、総勘定元帳から仕訳を推定できるようにしておこう。
■2級
第1問は仕訳問題、第2問は特殊仕訳帳や伝票、第3問は精算表や財務諸表、第4問は総合原価計算や標準原価計算、第5問は直接原価計算や部門別計算が出題予想ポイント。商業簿記では決算整理事項に加え未処理事項がある決算総合問題を解く練習をしておこう。工業簿記では部門別計算の予定配賦、総合原価計算の仕損・減損、直接原価計算の損益計算書作成と固定費調整をしっかりおさえておきたい。
■1級
商業簿記は「決算問題」(財務諸表の作成等)の出題の可能性が高い。商品売買、有価証券、外貨建取引、固定資産、退職給付、新株予約権、税効果会計などの会計処理をしっかり復習しておこう。この他に「本支店会計」の出題も考えておこう。会計学の理論問題は、空欄補充又は正誤を判断させる問題の出題が予想される。各会計法規をチェックしよう。計算問題は「有価証券の評価」「固定資産」(減価償却・リース取引など)「ソフトウェア」「税効果会計」からの出題の可能性が高い。また「商品売買」の収益認識基準や売上総利益の算定にも注意しておこう。工業簿記では「予定損益計算書および予定貸借対照表の作成」の出題が予想される。数量データの整理、予想現金収支の計算の方法を過去問で確認しておこう。次に、「標準原価計算」からの出題可能性もあるので注意。仕掛品勘定の記入方法および差異分析を確認しておこう。原価計算では「CVP分析」および「セールス・ミックス」からの出題が高く予想される。また、「意思決定」の差額原価(収益)の算定方法も確認をしておこう。
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