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第113回日商簿記検定試験「合格発表」 

DAI-X NEWS vol.122 2006年09月号 【合格発表】

6/11(日)に実施された日商簿記検定試験の合格発表が行われました。今回の試験結果に加えて、今後の学習方法のアドバイスも盛り込んでいますから、次回の受験を予定している方もぜひご参考に!

■3級[合格率]35.0%
 ここ数年、合格率の変動が激しい中では標準に近い合格率であった。第3問が平易な問題、第1・4・5問が標準的な問題、第2問が難易度の高い問題と全体的な問題のバランスがよかったことがその一因であろう。最近の傾向として、第2・4問のような勘定記入、勘定の空欄推定問題がよく出題されている。これから3級を受験される方は仕訳練習だけではなく、勘定記入の練習も合わせて行うと効率的に学習できる。また、精算表問題も決算整理の前に未処理事項の資料が与えられることが増えているため、このような問題の対策も必要である。

■2級[合格率]30.4%
 例年並の合格率であった。最近の傾向として、全5問中1問は難易度の高い問題が入っている。今回は第4問の難易度が高かった。その他は標準的な問題であったので、ここで確実に得点を稼ぐ必要があった。今後2級を受験される方は基礎をきちんと固めた上で、2時間という限られた試験時間の中でいかに70点を獲るかという練習を行う必要がある。特に難易度の高い問題を短時間に部分点を拾う練習をしておくとよいだろう。

■1級[合格率]13.9%
 平年の合格率(約10%)よりかなり高い結果となった。商業簿記は計算量が非常に多い問題であったが、会計学は理論問題の出題割合が多く、かつ計算問題も新会計基準からの基本的な問題であったため、標準レベルの出題であったといってよい。一方、工業簿記・原価計算は、資料の読解に苦労する部分があったものの、既出論点からの出題だったので、かなり平易なレベルであった。総合的に考えれば、かなり高い合格率になったのも致し方のないところだろう。今後の試験対策は、テキスト学習や問題演習によって合格に必要な知識や計算力を養うだけではなく、問題資料を読み、出題者の意図を正確に理解できるような文章読解力(国語力)を磨く学習も必要とされる。

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