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第113回 日商簿記検定試験「試験講評」 

DAI-X NEWS vol.120 2006年07月号 【試験講評】

6/11(日)に行われた第113回日商簿記検定試験の講評を、早速お届けします。試験傾向に変化はあったのか。難易度はどうだったのか。今回受験した方も、次回検定を目指している方も、ぜひご参考に。

■1級 全体の難易度:中の上
【商業簿記】連結会計に関する総合問題。株式の追加取得・税効果・持分法に関する処理等が問われた。難易度は標準よりやや上。
【会計学】第1問および第3問は理論問題、第2問は個別計算問題(減損会計)であった。難易度は標準。
【工業簿記】標準原価計算の仕損に関する数値算定問題。計算内容は比較的単純であり十分完答可能であるが、他のより難しい論点と混同しやすく、混同したまま解答を進めてしまうというリスクが高い。
【原価計算】最適セールスミックス、感度分析に関する意思決定問題。非常に平易な内容、ケアレスミスに注意。

■2級 全体の難易度:難
【第1問】仕訳問題:内容的には標準的な問題が多いが、読解力を要する。
【第2問】特殊仕訳帳:特殊仕訳帳と総勘定元帳の空欄推定。特殊仕訳帳の月末の合計転記の方法をきちんと理解しておけば難なく解ける。工業簿記が難しかっただけにここで得点を稼いでおきたかった。
【第3問】本支店合併財務諸表作成:基本的な問題。20点が獲れる問題である。
【第4問】工業簿記一巡:費目別計算の難易度がかなり高い。ここがきちんと分類できないと製造間接費勘定・仕掛品勘定の記入ができないので、いかに部分点を獲れたかが合否の分かれ目であろう。
【第5問】組別総合原価計算:(1)の設問は標準的な問題。(2)の設問は総合原価計算と損益計算書の関係をきちんと理解しておかなければ難しい。

■3級 全体の難易度:やや難
【第1問】仕訳問題:内容は標準的であるが、問題文が引っ掛かりやすい出題が多かった。これは最近の傾向である。
【第2問】勘定記入問題:分記法から三分法の記帳を行う。難易度高。
【第3問】取引別の資料から残高試算表作成:標準的な問題なので30点獲りたい。
【第4問】引出金に関する帳簿記入:やや難しい内容。できれば部分点を獲りたい。
【第5問】精算表(順進):難易度はやや高いが、最近このレベルがスタンダードになりつつある。

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