6/11実施の日商簿記検定の直前チェックポイント
DAI-X NEWS vol.118 2006年05月号 【直前対策】
6/11(日)の日商簿記検定試験に向けて、今の時期にチェックしておくべきポイントを級ごとに挙げました。総仕上げの段階に来ている人も、これからスパートをかける人も、ぜひご参考に。
1級 商業簿記は、「決算総合問題」の出題が最有力である。「損益計算書」、「決算整理後残高試算表」の作成の出題が予想される。また、「本支店会計」の基本的な流れも確認しよう。次に「連結財務諸表」の作成問題が予想される。会計学は、理論問題としては、会計諸規則からの正誤問題、記述問題の出題が予想される。基本的な定義等を確認しよう。計算問題では、「税効果会計」、「ソフトウェア」、「商品売買」が要チェックだ。工業簿記は、「部門別計算」、「総合原価計算」、「直接原価計算」の出題が有力である。単独の論点での出題はもちろん、これらの論点が組み合わされて出題される場合にも十分対策が必要である。原価計算は、「業務執行的意思決定」の出題が最有力である。次に「CVP分析」、「セールスミックス」、「戦略的原価計算」、「部門別計算」の出題が有力である。1級は、まず、一つ一つの会計処理をしっかりマスターすることが、合格への近道である。そして、計算の理論的な背景を習得する学習と一定の限られた時間の中でいかに多く点を取るかというスピードとテクニックを身につける学習をバランスよく行おう。
2級 第1問の「仕訳問題」は、幅広く学習しておこう。「社債」、「特殊商品売買」は有力。ほかにも、「固定資産の売却・除却」、「未決算」、「消費税」などが予想される。第2問は「伝票会計」に関する問題が有力、次に「特殊仕訳帳」に関する問題。第3問は「損益計算書」の作成問題、「本支店合併財務諸表」の作成問題が有力。次に「決算整理後残高試算表」の作成問題や「損益勘定・未処分利益勘定・決算残高勘定」の記入問題。最近の問題はボリュームが多いので、制限時間を設けて問題を解こう。目安時間は40分。第4問と第5問の工業簿記は、最近基本的な問題の出題が多いため、基本的知識の理解を優先させよう。出題が予想される項目は、第4問では「個別原価計算」の勘定記入および原価計算表の作成、「製造原価報告書」の作成、第5問では「直接原価計算」の損益計算書作成および固定費調整、「製造間接費会計」の予定配賦に関する出題、「標準原価計算」の差異分析が挙げられる。
3級 第1問の「仕訳問題」は、「商品売買取引(前受金・前払金・手形の振出・裏書が絡む)」、「有価証券の購入・売却」、「固定資産の購入・売却」は有力。ほかにも、「売掛金の貸倒れ」、「手形の割引」「引出金」についてもおさえておこう。第2問は「総勘定元帳の空欄推定問題」、「補助簿の記入内容から仕訳の推定」。最近の試験傾向から総勘定元帳の読取り能力を問われることが多いのでしっかり対策をしておきたい。同様に、補助簿についても、補助簿の記入問題よりも読取り能力が試される問題が多いので、この対策もしておこう。第3問は「月末資料から試算表」の作成問題、「補助簿別の資料から試算表」の作成問題などの試算表作成問題が最有力。また、試算表問題と一緒に出題される掛明細表の作成や補助元帳の記入も解けるように対策しよう。第4問は「伝票」に関する問題が有力。また、損益振替に関する仕訳や勘定記入問題についても要注意。第5問では「精算表」の作成問題はもちろんのこと、「貸借対照表・損益計算書」の作成問題もマスターしておこう。
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