平成18年度 社会保険労務士 チェックポイント
DAI-X NEWS vol.115 2006年02月号 【学習法】
社労士試験に大きく関わる法改正部分について、出題予想も踏まえ、チェックしておくべきポイントとその学習法をまとめました。これを参考に、試験までの半年間を有効活用してください。
法改正は社会情勢と深く関わっており、今年度は、企業間競争の激化、働き方の多様化が進む中で労働者の生命や生活にかかわる問題が深刻化してきていることを背景として、「労働安全衛生法」「労災保険法」「徴収法」などの一部が改正された。また、急速な少子高齢化の進展に関連し、「介護保険法」「高年齢者等雇用法」が改正された。そして「社会保険労務士法」の改正。これは社労士試験である以上忘れてはならない。その他に、「障害者雇用促進法」「確定拠出年金法」等も改正されているので、確認しておいてほしい。
今回の改正についての、受験対策上の注意点をあげておきたい。まず、労働関係法令であるが、安全衛生法においては、過重労働対策として新たに規定された医師による面接指導は学習の必須項目であろう。得点を取りにくい科目だけに法改正点は重要である。労災保険法は、過去何度となく出題されている「通勤」の定義が今回改正された。出題実績から考えても重要度はかなり高く、一字一句正確に押さえておくことが必要であろう。労災保険法では、その他に事業主からの費用徴収の規定も改定されており、注意が必要である。
次に社会保険関係法令であるが、まずは平成16年の年金改正である。個々の改正部分が、段階的な施行であり、平成18年4月施行の規定は少ないものの、すでに施行されている保険料の引き上げ、3歳に満たない子を養育する被保険者の標準報酬月額等の取扱いなど、引き続き注意が必要である。そして、介護保険法である。今回大きな改正が行われており、出題の可能性は高いと思われる。一般常識分野であるため、出題数は少ないであろうが、科目ごとの合格基準を突破するためには学習を怠ってはならない。
最後に、今年度の改正は一般常識分野で出題される法令が多いが、法令そのものの改正はもちろん、その法令にかかわる経済情勢(高齢者の雇用の動向など)も確認しておくとよいだろう。
>> vol.115のトップへ

