会社法ってなに?
『会社法』とは、文字通り会社に関する法律として新設されたもので、平成18年(2006年)5月1日より施行されています。
もちろん、従来から会社に関する法律はありました。その中心は、商法(特に第二編会社)です。しかし、この商法は、明治32年(1899年)に制定された法律で、その後多くの改正が行われてきたとはいえ、まるで古文のような条文の表現は読みづらく、また、内容的にも現代あるいはこれからの会社に適用するには多くの問題がありました。そこで、このような問題に対処すべく、新たに『会社法』が制定されたわけです。
簿記会計についていえば、会社法では、会社の計算(簿記会計)の規定も新しくなり、これに合わせて、他の諸会計基準も新設や改正が相次いでいます。
関係する諸会計基準の例を少し挙げると、
- 貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準
- 株主資本等変動計算書に関する会計基準
などです。
日商簿記検定試験では、平成19年(2007年)6月検定より、上記の会社法等を前提とした出題がなされます。これまでの出題内容に対する知識だけでは、合格が困難になるものと予想されています。主に影響があるのは2級以上ですが、3級の学習において、その土台となる非常に重要な基礎知識を身に付けることが必要です。また、会計の実務では、すでに会社法等を前提に業務が進められています。一日も早く、学習を始めましょう!